出展:厚生労働省医薬局食品保健部基準課長通知(食基発第0610001号)
高殺菌力 | 殺菌力の目安 有機物に触れると同時に分解を始め殺菌します。 |
殺菌できるもの 細菌、カビ、酵母、さらにノロウィルスをはじめとする各種ウィルスを死滅できる。 |
殺菌速度 次亜塩素酸水の80倍。 ほとんどの微生物が秒単位で死滅 |
---|---|---|---|
安全 | 安全性 使用時に塩素ガス等が発生しない。金属腐食が少ない。 |
対象物への影響 食品の味、色、におい、栄養素に影響を与えない |
人への影響 食品添加物指定で万が一人が呑み込んでも無害 |
高環境適応 | 低環境負荷 環境負荷となるトリハロメタン(THMs)は発生しない |
省エネ 水道水は希釈に使用され、生成時の廃棄物はなし |
使用方法 水道水と同じように使用でき、使用後そのまま排水可能 |
有効塩素濃度が高くなると、元々の殺菌ポテンシャルが高くなります。
ただし、塩素ガスの発生する危険性が増します。実質的に菌やウィルスと結合する殺菌因子をHClO(次亜塩素酸)と言います。有効塩素濃度のうち、HClOの比率により、殺菌力が大きく変わってきます。
例)強アルカリ性電解水(1000ppm)と、微酸性電解水(50ppm)の殺菌能力はほぼ同等。
理由: 強アルカリ性電解水は濃度1000ppmですが、HClO比率は5%ですので、実際殺菌効果のある次亜塩素酸は50ppm程度です。HClOは中性に近づくほど増す特性があります。微酸性電解水のpHは中性に近く、HClO溶存率はほぼ100%。 従って有効塩素濃度がそのまま生かされます。
塩素臭なし
塩素ガスの発生なし
少量の誤飲問題なし
塩素臭強
酸性の物質と混合で塩素ガス発生
皮膚付着で手荒れ